くせ毛はメンズのみなさんは嫌がっている人も多いでしょうが、じつは正しくワックスを使っていると、パーマと間違われるケースもよくあります。
もちろんボサボサの髪になっていると、いくらワックスを使ってもそう思われることもないので、髪型選びも重要!
ワックスを使ってセットもしやすくなるので、ついでに髪型を変えてみましょう。くせ毛でも女性からの評価が変わってきますよ。
くせ毛は湿気でカールが…それを活かしてメンズワックスを選ぶべし!
まずくせ毛にちょうどいいワックスを知るために、くせ毛になってしまう原因を知っておくと、自分に合ったワックスに出会いやすいでしょう。
男性は女性に比べて髪が短いので、原因が全然違うと勘違いするかもしれませんが、髪の毛の造りは男女同じです。
くせ毛を気にしていつも手が髪に行ってしまう人は、とくに注意しておいてくださいね。
その行為がくせ毛をひどくさせて、髪型が変になってしまっていますよ。ワックスを使っていないのなら尚更!その原因はじつは湿気にありました。
湿気はキューティクルを開かせる効果があるから
くせ毛に限らず人間の髪は、キューティクルといわれる皮のようなバリアで守られています。さまざまな条件がそろうとこのバリアが花のように開いて、セットしやすくなる特徴があるんです。
これを利用しているのが美容室のパーマ。じつは湿気や熱気によってキューティクルが開くので、薬剤は水のようなタイプが多く、加温も行えばさらにカールが強く出ます。
開いたら髪の毛の中まで薬剤が浸透してくれるので、髪が自在に変形できるわけです。
くせ毛の場合も同じ!湿気によってキューティクルが開いてしまうので、しっかりセットできていたとしても、雨などの湿気だけでも形が崩れてしまうでしょう。
ちょっとした熱や湿気でも開いてしまうので、髪がセットしにくいくせ毛でイライラしてしまいます。
もちろんちょっと髪に触ったとしても、キューティクルに影響が出るので、くせ毛がひどくなりますよ。つまりくせ毛の原因は、湿気からキューティクルが開いてしまうものだと思っておきましょう。
ワックスでコーティングしたらせ毛がひどくならない
しかしすべての湿気がくせ毛に悪いわけでありません。とくに男性のみなさんなら髪が短い人も多いため、ワックスを使えば解消できるでしょう。
ワックスにも水分が含まれているので、くせ毛にあまりよくないと思いますよね?しかしワックスが膜となってくれるので、ワックスを付けた後には、それ以上湿気による影響を受けません。
つまりワックスでセットをしていれば、湿気でくせ毛のカールが出にくくなるのでおすすめ!髪が短い男性ならとくにワックスでカバーしきれる範囲のため、効果を実感しやすいですよ。
そこで問題になってくるのが、くせ毛と相性がいいワックス選び。正しいワックスを選ばないと、くせ毛が変に目立って、逆効果となってしまいます。
メンズのくせ毛はワックスでおしゃれに!種類を把握するのがおすすめ!
湿気を防いでくれるワックスは、くせ毛の男性にピッタリの対策。しかし髪が短いからこそ、自分に合ったワックスを使っていないと、おしゃれに見えません。
それを解消するためには、くせ毛に合った種類を把握しておくこと!くせ毛にもそれぞれ種類があるので、それに合わせてワックスの種類を選ぶのが1番気軽な対策です。
髪が柔らかいくせ毛はソフトなドライ系がおすすめ
くせ毛のワックス選びで重要なのは、髪質をしっかり把握しておきましょう。
人より髪の毛が細いと思ったら、ツヤがあまり出ないドライのワックスがおすすめ!とくに固まらないタイプのワックスだと、きれいにセットができるでしょう。
髪が細いということはフンワリしにくいため、ツヤの出る重いワックスを使ってしまうと、ペッタンコになってしまいます。
重いと毛束も出にくいので、くせ毛を活かしきれないため、ソフトでドライのタイプのワックスがちょうどいいわけです。
太い毛でくせ毛ならジェルのようなファイバーワックス
剛毛のくせ毛の人は逆にツヤが出るカッチリしたワックスがおすすめ!剛毛で髪が固いとなってくると、くせ毛で横広がりになって、ボリュームをおさえるのに大変でしょう。
そこでハードなファーバーワックスだと、きれいに髪が収まってくれるので、くせ毛のカールだけが活かせられます。
ちなみにジェルのようなものだと、カッチリとできるので、くせ毛が崩れる心配もありません。しかしあまりハードなタイプだと、きれいにセットしにくいでしょう。それは以下に理由があります。
自然に見えるワックスを選ぶのが主流!くせ毛を活かした髪型に!
どちらにしてもくせ毛は、自然に見えるワックスを選んでみましょう。ハードすぎるとガチガチに固まって、いかにもセットをしました!となってしまうので、逆に野暮ったく見えておしゃれに見えません。
これは今の流行が、自然に見える髪型が流行っているから。逆にパーマを使ってくせ毛風に見えるなど、いかにもセットしました!と主張させないほうがいいわけです。
だからこそ男性に関してもワックスだけで髪型を作るのではなく、くせ毛を活かした髪型にしておいて、自然にセットしたほうがおしゃれに見えるでしょう。
ワックスを使ったらかっこよくなるくせ毛を活かした髪型
くせ毛がひどくならないためにワックスを使うのもおすすめですが、せっかくならくせ毛を活かして、おしゃれになりたい男性も多いですよね?そこでワックスを使ってもかっこいい、おすすめの髪型を紹介します。
くせ毛と相性がいい髪型にしていると、ワックスを適当につけても、おしゃれに見えてしまうのでおすすめです。
爽やかに見えるアップバングショート!ワックスはハードなものを!
とにかく短い髪が好き!という男性と相性がいい髪型がアップバング!前髪を前に上げるので、とくに髪が邪魔にならずに済みます。さらにくせ毛があると、動きが自然と出てくれるので、直毛の人よりワンランク上の髪型になるでしょう。
そして前髪が崩れないように、少し固まるタイプのワックスを使うと、髪を気にしなくていいのでストレスフリー!前髪以外は刈り上げておくと、仕事へ行く場合も安心です。
草食系男子ならツーブロックマッシュ!ソフトワックスがピッタリ!
マッシュへアーとはトップ部分を伸ばして、それに合わせて周りをカットしている髪型。
マッシュルームのように丸く見えるのが特徴で、長めに伸ばしたくせ毛がパーマのように見えて、おしゃれに見えます。
しかしただ伸ばしているだけでは、清潔感が出ないので、サイドとえり足を刈り上げるとサッパリするでしょう。
そこで役立つワックスがソフト系の固まらないタイプ。湿気でくせ毛がカールするので、動きを出す髪型に使われるワックスです。束感が出るのでパーマをかけたように見えるだけでなく、自然な感じでおしゃれに見えますよ。
えり足を伸ばすミディアムウルフ!外はねにワックスを使うべし!
くせ毛の特徴はカールが出てしまうこと。これを逆に活かしてえり足を長くしてしまえば、外はねになっておしゃれに見えるでしょう。それができる髪型がウルフカット。
アイロンなどを使わず、ワックスの湿気を使えば、自然と外はねになりますよ。
あまり長めにするのもよくないので、サイドを刈り上げるだけでもサッパリ見えます。バランスよく見競るのが難しいので、上級者向きと思うかもしれませんが、くせ毛がうまくバランスを整えてくれるでしょう。
アイロンもいいけどくせ毛を活かした髪は女性からも高評価!
くせ毛にコンプレックスを感じている人もいるでしょうが、ワックスなどでそれ以上ひどくならないように、うまくカバーできるとおしゃれに見えるのがくせ毛のいいところでもあるんです。
セットの方法にも問題があるでしょうが、くせ毛に合わせた髪型にしていると、ワックスをつけるだけでセットができるのでおすすめ!種類によっても相性があるので、自分の髪と相性がいい種類を見つけてみましょう。